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院長コラム
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妊娠と知らずに麻疹風疹混合ワクチンや風疹ワクチンを接種した場合
妊娠と知らずに麻疹風疹混合ワクチンや風疹ワクチンを接種した場合
妊娠と知らずに風疹含有ワクチン(麻しん風しん混合ワクチン、風しんワクチン)を接種した場合でも、人工中絶の必要はないと考えられます。
2013年5月20日
厚生労働科学研究費補助金新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業
ワクチンにより予防可能な疾患に対する予防接種の科学的根拠の確立及び対策の向上に関する研究(研究代表者 大石 和徳)
「妊婦の風疹り患および先天性風疹症候群の発生抑制等胎児期の罹患予防に関する研究」(分担研究者 平原 史樹)
風疹の患者数が急増し、全国に拡大しています。風疹ウイルスの感染を予防すること を目的に、風疹含有ワクチン(麻しん風しん混合ワクチン、風しんワクチン)の接種を 希望する女性が増えていますが、妊娠に気付かずにワクチンを接種した場合の対応を記 載いたしました。
万が一、ワクチン接種した後に妊娠が分かった場合でも、世界的にみてもこれまでに ワクチンによる先天性風疹症候群の発生報告はなく、その可能性は否定されているわけ ではありませんが、人工中絶等を考慮する必要はないと考えられます。
(風疹予防接種に関するガイドライン‐ 任意接種を実施する医師のために;国立感染 症研究所感染症情報センター 2005年8月22日 http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/041119/041119guide.pdf より抜粋、11頁)
また、『風しんワクチン接種後に妊娠が判明したり、避妊に失敗したりしても世界的 にこれまで風疹ワクチンによる先天性風疹症候群の報告はない』とすでに診療ガイドラ インでも述べられているところです。(産婦人科診療ガイドライン-産科編2011、248頁解説末尾参照)
なお、麻しん風しん混合ワクチンならびに風しんワクチン添付文書には 『妊娠可能な婦人においては、あらかじめ約1カ月間避妊した後接種すること、及びワ クチン接種後約2カ月間は妊娠しないように注意させる。』とされておりますので接種前の説明、指導は大切です。
一方、男性の場合、ワクチン接種後、避妊の必要性はありません。
産婦人科学会の報告から
2013年5月20日
厚生労働科学研究費補助金新型インフルエンザ等新興・再興感染症研究事業
ワクチンにより予防可能な疾患に対する予防接種の科学的根拠の確立及び対策の向上に関する研究(研究代表者 大石 和徳)
「妊婦の風疹り患および先天性風疹症候群の発生抑制等胎児期の罹患予防に関する研究」(分担研究者 平原 史樹)
風疹の患者数が急増し、全国に拡大しています。風疹ウイルスの感染を予防すること を目的に、風疹含有ワクチン(麻しん風しん混合ワクチン、風しんワクチン)の接種を 希望する女性が増えていますが、妊娠に気付かずにワクチンを接種した場合の対応を記 載いたしました。
万が一、ワクチン接種した後に妊娠が分かった場合でも、世界的にみてもこれまでに ワクチンによる先天性風疹症候群の発生報告はなく、その可能性は否定されているわけ ではありませんが、人工中絶等を考慮する必要はないと考えられます。
(風疹予防接種に関するガイドライン‐ 任意接種を実施する医師のために;国立感染 症研究所感染症情報センター 2005年8月22日 http://www.nih.go.jp/niid/images/idsc/disease/rubella/041119/041119guide.pdf より抜粋、11頁)
また、『風しんワクチン接種後に妊娠が判明したり、避妊に失敗したりしても世界的 にこれまで風疹ワクチンによる先天性風疹症候群の報告はない』とすでに診療ガイドラ インでも述べられているところです。(産婦人科診療ガイドライン-産科編2011、248頁解説末尾参照)
なお、麻しん風しん混合ワクチンならびに風しんワクチン添付文書には 『妊娠可能な婦人においては、あらかじめ約1カ月間避妊した後接種すること、及びワ クチン接種後約2カ月間は妊娠しないように注意させる。』とされておりますので接種前の説明、指導は大切です。
一方、男性の場合、ワクチン接種後、避妊の必要性はありません。
産婦人科学会の報告から
平成25年5月22日