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子どもの救急ホームページ

きのした小児科です。皆様いかがお過ごしでしょうか?3月に入ってもまだ、寒波がつづいておりとても春が待ち遠しいですね。私は相変わらずテニスとチェロの練習をつづけています。1年以上が経過しました。どちらも少しずつうまくなってきていますが、ときどき挫折しそうになります。テニスは中級クラス3段階の第一段階まで上がりましたが、なかなかその上に上がれません。チェロは今、バッハの無伴奏チェロ第1番プレリュードを練習中です。だいぶ弾けるようになりましたが、まだ、人に聴かせられるほどではありません。ふたつとも楽しみですが、努力が必要のようです。がんばります。
さて、3月1日の午前中は、娘の高校の卒業式でしたので、どうしても出席したくて、代診の先生にお願いいたしました。皆様にはご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。しかし、行ったかいがあり、在校生の送辞や卒業生の答辞には、グッときて目頭が熱くなりました。とてもいい卒業式でした。さて、今回のニュースレターのテーマは「子どもの救急」のホームページの紹介です。
診察時間外や休日に、急いで病院にかかった方がよいのか、お母さんがたにとって、いつも迷われる問題だと思います。このたび、日本小児科学会が作成した、「子どもの救急」ホームページにアクセスされれば、お子さんの症状をチエックされるだけで、「待つ。急を要する症状はみられないようです。様子を見ながら、診療時間になるのを待ってお子さんを、病院へつれてゆきましょう」などや「行く。急を要する症状のようです。自家用車やタクシーで病院へ行きましょう」もしくは「行く。救急車で病院へ行く。急を要する症状のようです。」などと判断してくれます。
たとえば、39度の発熱が出た場合に、発熱(38度以上)という項目を選ぶと□3ヶ月未満である □元気はある。□無表情で活気がない □おしっこはでている □あやすと笑う □1日中うとうとしている □水分はとれている といったチェック項目がでてきます。その中からあてはまるものにチェックを入れます。熱があっても、元気があったり、水分がとれているなどであれば回答は「待つ。急を要する症状はないようです。明日まで待って、、」となります。逆に3ヶ月未満の場合は元気のようでも、「行く。自家用車やタクシーで病院へ行く」になります。もちろん3ヶ月以上で活気がなかったり、うとうとしているようであれば「行く。」になります。
「発熱(38度以上)」以外の項目には、「けいれん、ふるえ」「吐き気」「咳、ゼイゼイする」「腹痛、便秘」「皮膚のぶつぶつ」「下痢」「泣き止まない」「おしっこがでない」「意識がない」「耳を痛がる」「頭痛」「誤飲」「うんちが変」「鼻血」「動物にかまれた」「虫にさされた」「やけど」「頭を強くぶつけた」などの主要症状があり、そのうちのどれかを選択すると、同じようにいくつかのチェック項目があらわれ、お子さんにあったものをチェックしてゆくと、「待つ。」「行く。」「救急車で行く。」など、どうしたらよいかを導いてくれるようになっています。一度ご覧になってください。とてもよくできたプログラムだと思います。

「子どもの救急」アドレスは http://www.kodomo-qq.jp/ です。どうぞ、ご利用ください。

2006年3月2日
きのした小児科 院長
院長コラム
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