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抱きぐせは悪くない

抱きぐせというのは、「抱いていないとすぐ泣いてしまい、抱かれることが習慣化された場合」のことを言います。否定的な言葉ですが、実は大切な行為です。
生後1-2ヶ月の子どもは、1日の3分の2は眠っています。この時期に子どもが泣くのは、空腹、寂しさが一番多いと考えられています。また、排泄などの生理的な欲求や深いな環境にされされた場合も泣いて要求を伝えます。これらの要求を解消しても泣きやまない場合は、抱っこをして優しく声をかけてあげてください。
3ヶ月頃になると、子どもは要求を泣き方や鳴き声の変化で用言するようになり、要求が満たされると抱か泣くても泣きやんだり、声を上げて笑ったりします。
6ヶ月頃になると、生理的な要求以外で泣くことが増えてきます。激しく泣くようであれば、抱っこしたり声をかけてあげてください。母親にとっても子どもとの体のふれあいは、母親の自覚と子どもへの強い愛情がうまれるきっかけとなります。
1歳を過ぎて一人歩きができるようになると、わがままや不安、疲労で抱っこを求めてくるようになります。こんな時はしっかりと抱きとめてあげましょう。抱きぐせという言葉は良くないイメージをもたせますが、母子関係においても実はとても大切で必要な行為なのです。
子どもが要求したり困っているようであればしっかり抱いてあげてください。そして声をかけてあげてください。抱きぐせは、悪い行為ではなく子どもに注いだ愛情の結果です。「抱きぐせ」、、大いに結構です。

平成28年8月3日 院長
院長コラム
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