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無菌性髄膜炎
無菌性髄膜炎
どんな病気?
夏場に流行するエンテロウイルスが原因となることがおおい病気です。多くは夏場に流行します。また、手足口病やおたふくかぜの時にも見られる場合があります。
症状は
発熱、吐き気、頭痛の3つの症状がみられます。頭痛は次第に激しくなり、首を前に曲げるのも嫌になるくらい痛がります。
診断は
髄膜刺激症状といって首を曲げたりする動作をすごく嫌がる症状が見られるかどうかを診察し、判断します。疑わしい場合は背中から髄液を採取して検査をすれば診断は明らかになります。
治療は
髄液を採取することによって、症状が軽快する場合が多く、数日の入院でとくに後遺症もなく治癒することがほとんどです。
家庭での注意点
夏場に「かぜでしょう」といわれていても、頭痛がひどくなる場合には、もう一度診察を受けておきましょう。すぐには特徴的な症状が出ない場合があるからです。