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溶連菌感染症
溶連菌感染症
どんな病気?
溶連菌というばい菌によってうつる病気です。感染して3-5日でのどが痛くなり熱が出たりします。ときにおなかや手足に赤い小さなかゆみのあるぶつぶつが出ることもあります。2-3日して舌がイチゴのように赤くぶつぶつになります。
治療は
のどの検査で溶連菌がいることが分かったら、10日間抗生剤をのまなくてはなりません。くすりをのめば2-3日以内に症状ははなくなります。しかし途中でやめたり、抗生剤をのまなかったりすると、リュウマチ熱を起こすことがありますので、指示されたとおり最後までしっかりくすりをのみましょう。
家で気をつけること
兄弟や、両親にも同じような症状があれば、受診してのどの検査を受けてください。最初はのどが痛いのでのどごしの良いものを与えましょう。熱がなければ入浴はかまいません。稀に1ヶ月以内に、急性糸球体腎炎を起こすことがあります。症状は、まぶたの腫れとコーラ色の血尿です。もし、異変に気付いたらすぐ病院を受診してください。
次の診察は
主治医の指示通りにしてください。熱が3日目に入ったり、ぐったりしているときは早めに受診してください。また、腎炎が起っていないかどうか、念のために、かかってから1ヶ月前後で尿検査を受けておきましょう。
いつまで休み
抗生剤をのんで24時間たてば感染させないといわれていますが、主治医の指示通りにしてください。
注)この病気は免疫をつくりにくく、何度も感染することがあります。いつも、手洗い、うがいを心がけて、予防に努めてください。
注)この病気は免疫をつくりにくく、何度も感染することがあります。いつも、手洗い、うがいを心がけて、予防に努めてください。