今はやりの病気 9月14日
今はやりの病気 9月14日
まだまだRSウイルス感症が大流行しています!
福岡県のサーベイランスから(9月2日−9月8日)
嘔吐下痢症(663名)、RSウイルス感染症(605名)、溶連菌感染症(364名)、手足口病(283名)、リンゴ病(227名)、ヘルパンギーナ(132名)の順です。
当医院では、やはりまだRSウイルスが流行しています。RSかと思い検査したところ、RSではなくヒトメタニウモウイルスとわかった方もいらっしゃいました。これは、RSが流行っている三井幼稚園で見られましたので診断が難しかったです。症状からはこの二つの病気は判断が難しいです。検査キットで判明しました。
1)RSウイルス感染症が圧倒的に多いです先週よりも増えて40名ほど見られています。実際は熱が出ていない人も調べればもっと増えると思いますが、熱のない1歳以上のお子さんはRSを調べる必要はないと考えています。味坂保育園以外は大概の園で見られます。
2)溶連菌感染症も多いです。本郷保育園、三井幼稚園、マイトリー幼稚園、小郡カトリック幼稚園、すばる保育園などで見られます。
3)手足口病やヘルパンギーナもよく来られます。大原保育園、菊池保育園、三井幼稚園、小郡保育園などで見られます。
4)嘔吐下痢症は少なくなりました。
5)お父様からうつったと思われるインフルエンザのお子さんが見えましたが、お薬を飲んですぐ良くなられました。
令和元年 9月14日