今はやりの病気 9月12日号
福岡県内のサーベイランス情報
2018 年第36週:9/3-9/9はインフルエンザが複数の個所からA+の報告があります(県内で2名)。一番多いのは感染性胃腸炎です(県内713名)。続いてRS ウイルス感染症は多発(県内で372名)が続きます。溶連菌感染症も多く(県内262名)みられています。夏に流行する感染症では手足口病・ヘルパンギーナともに横ばいでした。風しんは全国情報で関東中心に多数報告があり、県内にも関東との関連を疑う例と県内での感染と思われる例があります(各1名)。
小郡市周辺の情報
小郡市内でのインフルエンザの報告はありません。感染性胃腸炎と言われる嘔吐症や、嘔吐下痢症は当医院でも多く見られます。どこの施設が多いというわけではありません。次の多いのは溶連菌感染症です。本郷保育園、すばる保育園、小郡中央保育園、三井幼稚園大原保育園、小郡カトリック幼稚園、味坂保育園などで見られています。アデノウイルス感染症も多く、菊池保育園、小郡保育園などで流行しています。夏に多い手足口病やヘルパンギーナは、すばる保育園、松崎保育園、おおぜき保育園、みわみどり保育園、小郡カトリック幼稚園などで見られます。
その他、鳥刺しやタタキで細菌性胃腸炎(カンピロバクター)を起こされている方も見られます。大人は良くても、子どもには、鳥刺しやタタキは絶対あげてはいけません。
平成30年9月12日