今はやりの病気 3月6日
福岡県のサーベイランスからの報告です(2月24日−3月1日)。
インフルエンザは激減し447名となりB型が散在するようになりました。今福岡県内で最もインフルエンザが見られる地域は朝倉市です。その他はポツポツと見られます。現在圏内で一番多い病気は1)溶連菌感染症834名、2)嘔吐下痢症613名、3)インフルエンザ447名、4)水ぼうそう109名、5)アデノウイルス感染症57名、6)RSウイルス感染症52名、7)リンゴ病47名、8)マイコプラズマ肺炎38名
当医院での状況ですが、インフルエンザは見られません。一番多いのはカゼです。その次に嘔吐症や嘔吐下痢症です。発熱する人はカゼに伴なう中耳炎、アデノウイルスによる発熱、マイコプラズマ肺炎、RSウイルス感染症、溶連菌感染症などが見られます。また、予防接種を受けていても、水ぼうそうにかかる方も見えています。発熱と咳がメインの方は今は最もマイコプラズマ感染が疑われます。
令和2年3月6日