今はやりの病気 2月15日号
まずは、福岡県感染症サーベイランス(小児科系医療機関300施設:当医院も含まれます)平成31年1月28日—2月3日
インフルエンザは8000人ほどと減少を続けています。ほとんどがA型のようです。2回目の方も見られています。次に多いのはウイルス性胃腸炎です。溶連菌感染症も多く見られます。少ないですが、りんご病、RSウイルス感染症、アデノウイルス感染症などが見られます。
小郡市、太刀洗、北野の小郡三井地区でのインフルエンザですが、71機関での総数は大人も含めて先々週が1000人→先週600人ほどと減少しています。そのうち子どもは180人ほど見られ、減少しています。
当医院でのインフルエンザの人数は先週、約100人で全員A型でした。2回目のA型の方が3名見られました。先週まで多かったインフルエンザは今週は減っています。
その他、ウイルス性胃腸炎、溶連菌感染症(本郷保育園、千歳保育園、御原保育園、すばる保育園、菊池小、立石小など)、アデノウイルス感染症(大原保育園、三国保育園、本郷保育園など)、RSウイルス感染症(菊池保育園など)などが見られました。
熱が出た場合、インフルエンザという状態ではなくなったようです。むしろ、熱と咳の場合はRSウイルス感染症、喉が痛くて熱が出る場合は溶連菌感染症やアデノウイルス感染症などを考える必要があります。
平成31年2月15日