今はやりの病気 2月1日号
福岡県感染症サーベイランスの情報から(1月21日−27日)
インフルエンザは、ピークを越えたようです。先々週まで増加傾向があり13000人まで達していましたが、先週は12000人と少し減少傾向にありピークは越えたと思われます。
その他、ウイルス性胃腸炎、溶連菌感染症、伝染性紅斑(りんご病)、RSウイルス感染症、アデノウイルスの順に流行が見られます。
小郡、太刀洗、北野町(小郡三井地区)のインフルエンザの状況ですが、その地区の医療機関71機関全部の報告で、先々週は1200人、先週は1300人とやや増加が見られます。福岡県の情報より1週間遅れで流行の増減が見られているようです。さて当医院でも130人ほどのインフルエンザ患者さんが見られました。全部A型のみです。こういうA型単独のシーズンも珍しいかと思われます。その中には2回目の方も見られ、インフレンザA型の2種類とも流行していることが伺われます。流行の年齢層が保育園、幼稚園から小学校へと今までなかったところが増えている状態です。
その他、RSウイルス感染症(菊池保育園など)、アデノウイルス(三国保育所、菊池保育園、味坂保育園、大城保育園など)、ウイルス性胃腸炎(小郡保育園、菊池保育園、カトリック幼稚園など)、溶連菌感染症などが見られます。
平成31年2月1日