今はやりの病気 ヘルパンギーナが大流行!
夏かぜと言われる、ヘルパンギーナが流行しています。症状としてはいきなり高熱が出ます。咳や鼻水は普通ありません。のどちんこの横に水泡や口内炎が見られます。熱は1−3日で下がります。治療は、対症療法(解熱剤など)になります。集団生活は、熱が下がって、食欲があれば、行っても構わないことになっています(厚労省)。
まずは、福岡県のサーベイランスから。7月13日−19日。ウイルス性胃腸炎404名、溶連菌感染症327名、ヘルパンギーナ212名、手足口病47名、などで県内でもヘルパンギーナは増えています。
当医院での集計では、ヘルパンギーナが25名ほどみられ、大城保育園、しろやま保育園、海の星保育園、本郷保育園、菊池保育園、大原保育園、太刀洗保育園、味坂保育園、小郡カトリック幼稚園、基山保育園、おおぞら幼稚園、三井幼稚園など、かなりの園でみられています。
溶連菌感染症はあまり見られません。胃腸炎は数名みられています。
令和2年7月25日