今、はやりの病気 7月4日号
福岡県のサーベイランス
2018 年第26 週:6/25-7/1は夏に流行する感染症の手足口病、ヘルパンギーナが今週は共にやや増加。手足口病の県内の検査ではエンテロ71 型とコクサッキーA16 型が分離され、エンテロ71 型がより多いようです。 コラムで「手足口病について」で配信致しましたが、エンテロウイルス71は、髄膜炎や脳炎を起こしやすいウイルスですので、頭痛、吐き気、ボーとしているなどの症状があればすぐ病院へ行かなければなりません。
感染性胃腸炎はやや減少し、ウイルスではロタウイルスもノロウイルスもあるが共に多くはありません。 _
◎ 麻しんは福岡県内での報告は6/4発症が最後です。沖縄県では6/11に麻しん終息宣言(計99人)が出されました。
小郡近辺の状況ですが
やはり、手足口病がダントツで多い(特に多いところは、小郡保育園、三井幼稚園など)です。RSウイルス感染症(太刀洗保育園、のびっこ園、おおぞら幼稚園など)、アデノウイルス感染症(しらうめ保育園、美鈴保育園、アスター幼稚園、三井幼稚園、さくら乳児園など)、溶連菌感染症(御原保育園、アスター幼稚園、美しが丘幼稚園、本郷保育園など)が見られています。