今、はやりの病気 3月27日
まずは福岡県サーベイランス3月16−3月22日までの統計からおしらせします。
全体的に、流行性の病気は減ってきています。皆さんが、マスクや手洗いを徹底していることなどが功を奏しているのではないでしょうか。1)ウイルス性胃腸炎433名(減少)、2)溶連菌感染症423名(減少)、3)水ぼうそう67名(減少)、4)インフルエンザ55名(減少)、5)アデノウイルス咽頭炎38名(減少)、5)リンゴ病33名(減少)、6)おたふく風邪29名(やや増加)、7)手足口病24名(やや増加)、8)マイコプラズマ肺炎14名(減少)でした。おたふく風邪や手足口病以外は全て減少しています。
次に当医院の感染情報です。やはり、同様に感染症が減っています。ヒトメタニウモウイルスが10名ほどと目立っていますが、カゼの一種になるので特効薬もなく心配な病気ではありません。発熱及び咳が続くときは検査ですぐにわかります。薬は対症療法のみとなります。手足口病が本郷保育園で流行しています。水ぼうそうも大崎保育園、大堰保育園、味坂保育園などで見られます。ウイルス性胃腸炎は見られていますがどこで流行ということはないようです。インフルエンザは見られなくなりました。溶連菌感染も減っています。
新型コロナウイルスの福岡県の情報ですが26日までに、12名になっています。昨日だけで3名確認されており、福岡市の20代、50代で海外渡航歴はなく感染経路もはっきりしていないようです。糟屋郡の30歳男性は海外渡航歴があるようです。
令和2年3月27日