インフルエンザB型増加、コロナも増加
年明け、いったん落ち着きそそうになったインフルエンザですが、最近急増しています。特にB型が増えています。新型コロナも少しずつ増えています。アデノウイルスは落ち着いていますが、溶連菌感染症は多く診られます。熱があって喉が痛くなる病気ばかりですので、鑑別は検査が中心になります。新型コロナウイルスは発熱から6時間以上たって、インフルエンザは最低12時間以上経ってでなければ検査判定が難しいです。特にインフルエンザは24時間以上経ってようやく陽性になる場合もあり一度の検査ではわからないこともしばしばです。当医院では、発熱者は発熱からの時間によって検査を選択します。発熱から6時間以内の方はインフルエンザも新型コロナも検査できないため、西棟発熱外来棟にて診察し、必要に応じてその他の検査をしたり、インフルエンザやコロナが疑われる場合には次の日に再来していただくようにしています。嘔吐下痢症も見られますが時々細菌性胃腸炎の場合もあったり、発熱と咳がひどい場合にはヒトメタニウモウイルス感染症が見つかったりもします。
検査検査でお子様方には不快な思い、また待ち時間が長くなることもほぼ毎日の状態で皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、しっかりとした診断、及び治療方針を示してお帰りいただくように頑張っておりますので、どうかご了承くださいますようお願い申し上げます。
2024年2月2日 院長