RSウイルス感染症が大流行しています！！

福岡県全体のサーベイランスから（８月２６日−９月１日まで）

感染性胃腸炎５６０名、RSウイルス感染症４６８名と、溶連菌感染症２７０名、手足口病２２９名、リンゴ病１８５名、ヘルパンギーナ１４５名、アデノウイルス感染症１１８名という順番です。しかし、この時期にRSウイルスが２番目に多いのは今年は異常だと思われます。

当医院での状況

RSウイルス感染症がもっとも多いです。今週だけで２０人以上（１ヶ月児から５歳）は見られています（どこの園でも見られます）。本当に異常流行です。あとは、ウイルス性胃腸炎、溶連菌感染症、手足口病（大原保育園で多い）、ヘルパンギーナ、リンゴ病なども見られます。

発熱及び席がきになる方はRSウイルス感染症が怪しいです。しかし、流行しているところでも、１歳以上で熱がない方はRSウイルスを調べる必要はありません。わかっても、風邪の治療と同じですし、RSウイルスだから熱がないのに園へいけないという決まりもありません。流行している園でも、熱がない方やぜいぜい言わない方は急いで検査する必要はありません。

令和元年９月６日