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子宮頸癌予防ワクチンの積極的な勧奨の差し控えについて

☆子宮頸癌予防ワクチンによる健康被害届が相次いでいるため、医療機関として積極的な勧奨を差し控えるように勧告がなされました。

主な被害届は、持続的な疼痛です。これに関してはまだ、注射由来のものか、因果関係がないのか調査中です。
考えられている事としては、複合性局所疼痛症候群という病気があり、外傷や骨折、注射などの刺激がきっかけで発症するといわれています。この病気なのかどうかも分かりませんが、今のところは勧奨を差し控える事になりました。

子宮頸癌予防ワクチンの効果:
子宮頸癌の90%でヒトパピローマウイルスの感染が確認されており、ウイルス感染を予防することにより子宮頸癌を予防しようというワクチンです。このウイルスは性行為により感染するので主に10歳代の女性に3回接種(0、1ヶ月後、6ヶ月後)することにより予防効果が認められています。アメリカでは2006年からこのワクチン接種を開始しており子宮頸癌の予防率は80%ほどとかなり高い確率を示しています。また、加えて20歳以降より子宮がん検診を受けることにより子宮頸癌による死亡は100%防ぐことができると考えられています。若くして亡くなられた有名な歌手「ZARD」の坂井 泉さん(40歳)もこの病気におかされていたことは記憶に新しいと思います。
☆現在、中学1年生ー高校1年生のお子さんを対象に無料で接種が受けられます。接種は3回で1回目から1ヶ月後に2回目、6ヶ月後に3回目を接種します。市町村によって少し年齢制限などが変わりますのでご確認ください。
ご希望の方は受付までご連絡ください。既に感染している可能性のある方でも、接種することによりウイルスを排除させることが知られており20歳を超えた方でもおすすめのワクチンです。尚、対象年例外のかたの料金は1回15500円となります。

平成25年6月
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